身体の手入れや更衣を補助する用具と衣類
身体を清潔にし身だしなみを整えることは、活動性・安全性の確保、病気の予防、認知症の予防のためには欠かせません。これらを整えることで、社会的交流へ積極的な気持になることが期待されます。
ここでは、整容や口腔ケア・ボディケア、更衣を補助する自助具、高齢者や障害者の生活に適した衣類・靴・寝具・タオルなどをご紹介します。
おしゃれをして外出しましょう!
1.ヘアケア―
髪は自由に形を変えられる分、手入れが行き届かないと乱れがちになります。手や腕の動作が自由にならないと、それもなかなかできなくなります。障害は無くとも、五十肩などで肩が上げづらくこともあります。
肩や腕に障害がある人や、握力のない人が用いる、手を持ち上げなくても使えるように柄を長くしたり、柄とブラシの角度を変えられたりなど工夫された、くし・ヘアブラシなどをご紹介します。
おすすめの製品例
2.爪の手入れ、フットケア
高齢者の爪はあまり伸びなくなりますが、伸びないからといって切らないで放っておくとさらに切りにくくなり、割れやすくなります。また、巻き爪等の変形をまねき、歩行の問題や足の病気を発症する場合があります。
それでも、自身では爪を切る姿勢ができなかったり、十分な力を入れられないこともあります。そして、片手だと手の爪は切ることができませんし、このような場合の動作を容易にする自助具をご紹介します。
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3.歯・口の手入れ用具
口腔機能の低下は、生きる身体機能や意欲の低下をもたらすことになります。
口腔は、微生物が繁殖しやすい条件がそろっており、呼吸器感染症をはじめ、誤嚥、全身の疾患や炎症と密接に関連しています。
食べる機能の低下は低栄養をもたらし、発声機能の低下は社会的交流能力の低下をもたらします。
味覚の感度があがると、食べる楽しみが出ますよね。
清潔な口とはっきりした発声になると、話しかけたくなりますよね。
口腔ケアは、種々の疾患の予防や介護予防に加え、生活の質を維持するためにも必要なことです。
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4.ボディケア用具
肩や腕に障害があったり片手だと、自身の体のケアをすることは大変困難になります。ここでは、入浴時の洗体や身体をケアするのに便利な用具をご紹介します。
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5.衣類・寝具・タオル
高齢者・障害者にはいろいろな身体状態があり、それぞれに適した衣類というのはなかなかありません。
あったとしても、着たくなるようなデザインも少ないですね。
身体動作に制約がある分、生活や介護動作への機能性も求められます。
ここでは、生活の中の衣料である衣服、寝具、タオル等を用途別にご紹介します。
在宅介護向け衣料のおすすめ製品例
日常生活・外出向け衣類のおすすめ製品例
寝具・タオルのおすすめ製品例
6.更衣を補助する用具
衣服を着る動作は片麻痺や片手だと大変な作業になります。これが自身で容易にできるようになると、着替えの楽しみができ、外出の機会も増えそうです。後遺症が残る退院時やリハビリ期間には、必須アイテムになります。
着衣を補助するおすすめ製品例
靴下を履く動作を補助するおすすめ製品例
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