「信楽焼き」といえばタヌキの置物が有名ですね。
商売繁盛の縁起物として店頭に置かれているのを目にします。
信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる炻器で、日本六古窯のひとつに数えられます。
12世紀頃にはじまり、琵琶湖地層の良質な粘土と、代々受け継がれてきた技術により日本を代表する焼き物の産地となりました。
土や火色の素朴な風合いが千利休をはじめ多くの茶人からも愛され茶器としても使われました。
赤茶けた土の素朴な色合い、青みがかかったビードロ釉、人間味あふれ、ぬくもりのある焼き物と思います。
そんな信楽焼きで作られた「つくばい」
つくばいは元々、茶室に入る前に手を洗い心身を清めるために使われました。
日本人の和の感性が水の音の余韻に風流を感じさせます。
信楽焼きのつくばいで、陶の温かみを感じ、穏やかに心を癒してみるのはいかがでしょう。
また、信楽焼きの灯りもございます。
陶器から、ぽうっと温かみのある光が流れ出し、穏かな雰囲気を作ります。
これもまた、和の癒しですね。
ご自宅はもちろんのこと、公共施設やデイサービスなどの福祉施設、飲食店などにおすすめです。